履歴書

履歴書の職歴の書き方入社・退社・派遣・アルバイト・在職中の記載例

履歴書の職歴の書き方|入社・退社・派遣・アルバイト・在職中の記載例

履歴書の職歴欄の書き方を、基本のルール、派遣・アルバイト・パートの扱い、在職中の書き方、退職理由の書き方に分けて整理します。ハローワークの応募書類パンフレットに沿った解説です。

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履歴書の職歴の書き方とは

履歴書の職歴欄は、勤務先への入社と退社の経歴を、古い順に書くのが基本です。単純な作業に見えますが、雇用形態の違い、短期の仕事、勤務先の名称変更、在職中の書き方などで、迷う場面が多い欄です。

ここでは、ハローワークの応募書類パンフレットで示されている考え方を中心に、場面別に整理します。職務の中身を詳しく伝えたい場合は、職務経歴書で補います(職務経歴書の書き方)。

履歴書の職歴の書き方の基本

職歴欄の基本は次のとおりです。

  • 学歴と職歴は、それぞれ見出しを立てて、別にまとめて書きます。
  • 勤務先への入社と退社を、古い順に書きます。「退社」は「退職」でも差し支えありません。
  • 異動・昇格・出向などの経歴や、雇用形態(派遣社員、契約社員、アルバイト、パートなど)も、カッコ書きなどで書く方法があります。
  • 職務経歴書を提出しない場合は、事業内容、従業員数、所属部署、職務内容を付記する方法があります。
  • 最後の行に「以上」と書きます。
  • 会社でない勤務先(学校・病院・個人事業所・官公庁など)では、「入社・退社」の代わりに「勤務・退職」などを使う方法があります。

退職の理由は、「一身上の都合により退職」「会社都合により退職」「定年退職」のように、簡潔に書くとされています。前向きな理由がある場合は、志望動機の欄で伝える方法が示されています。

履歴書の職歴の書き方の具体例

場面別の書き方を整理します。

場面 書き方の例
通常の正社員 株式会社○○ 入社/株式会社○○ 一身上の都合により退社
会社都合 株式会社○○ 会社都合により退社
派遣 ○○会社に派遣登録し、△△会社へ□□業務で派遣(○年○月末まで)
アルバイト ○○会社○○店 入社(アルバイト)/○○会社○○店 退社
在職中 最後の行に「現在に至る」。退職予定があれば「現在に至る(令和○年○月末退職予定)」
勤務先の名称変更 当時の名称で書き、「(現・○○)」を付記

学業期間中のアルバイトは、通常は書かないとされています。ただし、卒業後のアルバイトや、応募先の職務に関係する内容、責任のある仕事だった場合などは、アルバイトであることを明記して書く方法があります。

履歴書の職歴の書き方の実践ステップ

  1. 在籍した勤務先を、入社・退社の年月とともに、古い順に一覧にします。雇用保険の記録や、過去の書類で年月を確認します。
  2. 各勤務先の雇用形態(正社員、派遣など)を確認します。
  3. 応募書類として職務経歴書を出すかどうかを確認します。出す場合は、職歴欄は簡潔に、出さない場合は、事業内容や職務内容を付記します。
  4. 派遣や短期の仕事が多い場合は、複数の勤務先をまとめて書く方法を検討します。
  5. 在職中は「現在に至る」、最後は「以上」と書いて終えます。
  6. 年月・社名が、職務経歴書と一致しているかを確認します。

履歴書の職歴の書き方の注意点

  • 繰り返し記号(〃)や「同社」などの省略は使わず、毎回正式名称で書きます。
  • 短期間で辞めた仕事を書くかどうかは、悩みやすい点です。事実を省くことで職歴に空白ができる場合、面接で質問されることがあるため、説明できる形にしておく必要があります。経歴を偽ることは避けてください。
  • 派遣の場合は、派遣元と派遣先を分けて書く方法があります。パンフレットの記載例を参考にします。
  • 書く欄が足りない場合は、様式を変える、職務経歴書で補うなどの方法を検討します。

履歴書の職歴の書き方でよくあるミス

  • 「入社」と「退社」の年月が、実際の雇用保険の記録とずれている。
  • 在職中なのに、「現在に至る」を書かない。
  • 最後の「以上」を書き忘れる。
  • 社名を略したり、旧社名と新社名を取り違える。

履歴書の職歴の書き方のチェックリスト

  • 学歴と職歴を、別にまとめたか。
  • 入社・退社の年月は正確か。
  • 雇用形態を、必要に応じて書いたか。
  • 在職中の場合、「現在に至る」を書いたか。
  • 最後に「以上」と書いたか。

履歴書の職歴の書き方のFAQ(よくある質問)

Q. 短期で辞めた仕事は、書かなくてもよいですか。
A. 書くかどうかは、職歴の連続性や応募先との関係で判断します。省いた期間について聞かれたときに、正直に説明できるかを基準に考えると安全です。

Q. アルバイトの経歴は書くべきですか。
A. 学業期間中は通常書きません。卒業後のアルバイトや、応募先の職務に関係するものは、書く方法があります。

Q. 退職理由は詳しく書くべきですか。
A. 履歴書では簡潔に書くのが基本です。詳しい説明は、面接や転職の志望動機で伝えます。

筆者の見解(履歴書の職歴の書き方)

職歴欄は、事実を正確に書くことが何より大切で、見せ方の工夫は二の次だと考えます。私は、書く前に勤務先ごとの年月を一度すべて確認し、履歴書と職務経歴書で食い違いがないようにすることを勧めます。短期の仕事や空白期間は、隠すより、事実を簡潔に書いて面接で説明できるようにしておくほうが、結果として信頼につながると思います。書き方の細部は応募先の指示を優先してください。

履歴書の職歴の書き方の関連項目

出典(一次情報)

本記事は一般的な情報の提供を目的としており、個別の雇用契約・手続き・税務・法律上の助言ではありません。制度や基準は改正されることがあるため、最新の内容はハローワーク・日本年金機構・協会けんぽ・国税庁などの公式サイトや窓口でご確認ください。「筆者の見解」は一つの考え方です。