転職活動の進め方

ハローワークの求職申込みと使い方在職中の登録・オンライン登録・求人検索のしくみ

ハローワークの求職申込みと使い方|在職中の登録・オンライン登録・求人検索のしくみ

ハローワークの求職申込みと求職者マイページ、求人検索のしくみ(求職登録の有無による見え方の違い、事業所名の非公開求人など)を、ハローワークインターネットサービスの案内をもとに整理します。

公的機関・公式資料などの一次情報と照合して作成しています。当サイトについて

ハローワークの求職申込みと使い方とは

ハローワーク(公共職業安定所)は、就職活動の進め方の相談、職業紹介などの就職支援を、無料で行っています。ハローワークインターネットサービスの案内では、全国のハローワークで集めた求人をもとに、一人ひとりに合った仕事が見つかるよう、相談しながら仕事を紹介する、とされています。

転職活動では、民間の求人サイトと併用して使う人も多い一方で、「求職申込みとは何か」「在職中でも使えるか」「ネットだけで完結するか」が分かりにくい点です。ここでは、公式の案内にもとづいて、利用のしくみを整理します。

ハローワークの求職申込みと使い方の基本

ハローワークの求職申込みと、関連する用語を整理します。

項目 内容
求職申込み(求職登録) ハローワークに来所して行うほか、自宅のパソコンなどから求職情報を入力して行うこともできる
在職中の登録 在職中の人も、求職登録は可能
オンライン登録者 ハローワークインターネットサービスから求職申込みをし、求職者マイページを開設した人。自主的な就職活動はできるが、一部の機能は使えない
利用登録者 オンライン登録後にハローワークを利用し、職員が求職登録内容を確認した人。マイページの全機能を使える
求職番号 求職登録のときに渡される「ハローワーク受付票」に記載される番号

オンライン登録者が使えない機能として、ハローワークからのおすすめ求人の受信や、オンラインで紹介する求人への応募(オンラインハローワーク紹介)が挙げられています。応募書類の作成や面接のアドバイスなども、ハローワークで受けられると案内されています。

ハローワークの求職申込みと使い方の具体例

求人検索の見え方は、求職登録の有無で異なります。

項目 求職登録なし 求職登録あり(求職番号を入力)
求人の検索 できる できる
事業所名などの表示 「求職者に限定して公開」の求人は見られない 求職番号の入力で、限定公開の求人も事業所名などを見られる
自宅のパソコンと来所者端末の違い 閲覧できる求人の内容は同じ 同じ

求人の中には、事業所の意向で、ハローワークの求職者に限定して事業所名などを公開しているものがあります。事業所名の載っていない求人は、事業所がインターネット上での公開や直接応募を希望していない求人のため、電話で問い合わせても教えてもらえないと案内されています。希望する場合は、求人番号を控えて、ハローワークに相談します。

ハローワークの求職申込みと使い方の実践ステップ

  1. 転職活動の初めに、ハローワークで相談したいことを整理します(職種、希望条件、応募書類の書き方など)。
  2. 住所地のハローワークに来所するか、ハローワークインターネットサービスで求職申込みをします。雇用保険の手続きをする人は、住所を管轄するハローワークに来所する必要があります。
  3. 求職番号を受け取ったら、「ハローワーク受付票」を大切に保管します。
  4. 求人検索では、条件を絞りすぎないようにします。条件を多く選ぶと、該当件数が少なくなります。未経験可の求人は、「経験不問」の欄で絞れます。
  5. 気になる求人は、求人票の見方(求人票の見方)を参考に読み、疑問があれば窓口で確認します。
  6. 応募書類は、履歴書(履歴書の書き方)、職務経歴書(職務経歴書の書き方)の書き方を参考に作り、窓口で相談することもできます。

ハローワークの求職申込みと使い方の注意点

  • ハローワークインターネットサービスで見つけた求人が、ハローワークで掲示されていなくても、相談や紹介は受けられます。その際は、求人番号か、掲載ページを控えて持参します。
  • 求人の公開直後は応募者が集中するなど、タイミングによっては、見つけた求人がすでに無効になっていることもあります。
  • 賃金の幅が大きい求人は、実務経験や資格で差を設ける場合があります。個別の求人は、ハローワークで相談できます。
  • 雇用保険(失業保険)の受給手続きは、住所を管轄するハローワークで行う必要があります(失業保険のもらい方を参照)。

ハローワークの求職申込みと使い方でよくあるミス

  • ハローワークの受付票をなくし、求職番号が分からなくなる。
  • オンライン登録だけで済ませ、職員への相談の機会を使わない。
  • 条件を絞りすぎて、求人が見つからない。
  • 事業所名の載っていない求人の応募方法が分からず、そのままにする。

ハローワークの求職申込みと使い方のチェックリスト

  • 求職申込みの方法(来所かオンラインか)を決めたか。
  • ハローワーク受付票を、保管したか。
  • 雇用保険の手続きの必要があるかを、確認したか。
  • 求人検索の条件を、絞りすぎていないか。
  • 応募書類の相談を、窓口で受けたか。

ハローワークの求職申込みと使い方のFAQ(よくある質問)

Q. 在職中でもハローワークを使えますか。
A. 在職中の人も、求職登録ができると案内されています。

Q. ネットだけで求職申込みを済ませられますか。
A. 求職申込み自体はオンラインでもできますが、一部の機能は利用できません。ハローワークで職員が内容を確認すると、全機能が使えます。

Q. 求人票と実際の条件が違っていたら、どうすればよいですか。
A. ハローワークの案内に、求人票と実際が異なる場合の申し出の窓口が設けられています。詳細は労働条件通知書の記事の考え方も参考にしてください。

筆者の見解(ハローワークの求職申込みと使い方)

ハローワークは「失業保険の手続きの場所」という印象が強いかもしれませんが、私は、在職中の転職活動でも、相談や応募書類の確認の場として使う価値があると考えます。民間の求人サイトとハローワークでは、載っている求人の傾向が違うことがあるため、併用すると選択肢が広がります。利用のしくみや機能は更新されることがあるので、最新の案内は公式サイトで確認してください。

ハローワークの求職申込みと使い方の関連項目

出典(一次情報)

本記事は一般的な情報の提供を目的としており、個別の雇用契約・手続き・税務・法律上の助言ではありません。制度や基準は改正されることがあるため、最新の内容はハローワーク・日本年金機構・協会けんぽ・国税庁などの公式サイトや窓口でご確認ください。「筆者の見解」は一つの考え方です。